2022年11月27日にYouTubeへ投稿した【ぼくのいち日】。この曲が曲の紹介記事と1,000回到達感謝記事を一緒に記載する最初となりました。この曲は2023年11月14日に有難い事に視聴回数1,000回に到達しました。この曲をご視聴いただきました全ての方々、及びいつも聴いてくれている私の友人に深く感謝致します。本記事は、この曲を作成した時の逸話、及び1,000回到達感謝記事の二部構成にてお伝えさせて頂きます。
曲紹介
この曲(この曲に限らず私のほとんどの曲ですが)も学生時代に作成しました。YouTube投稿に際しては、この曲の詞を若干変えておりますので、変える前、Originalの詞を下記に紹介します。
僕の1日 詞/曲:O-Chan
僕の僕の僕の一日は
君の君の君の台所
仕事仕事仕事の音で始まる
とてもとてもとても あったかい
君の君の君の手づくりの
みそ汁のかおり感じながら
指輪かわして早一年
君は今ではもう一人前の奥さん姿
金も地位も名誉もいらない
君が君が君がいてるれるなら・・
あくびあくびあくびしながら
雨戸雨戸雨戸開けると
街は街は街は朝もやの中にたたずむ
僕の僕の僕の故郷の
北の北の町は今頃は
雪化粧でおおわれてる
久し振りの休暇には2人
恋人に帰り ドライブなんて してみようか
遠い遠い遠い海まで
続く続く続く長いハイウエイ通って
若い頃の自分の詞はどうしても「くさい」ですね。表現の拙さと共に、今の時代と合わない事で赤面してしまいます。
例えば、一番サビ最後の
「君は今ではもう一人前の奥さん姿」
って今ならこんな表現、ちょっとアウトになってしまうのではないでしょうか?
また一番Cメロ
「金も地位も名誉もいらない 君が君が君が いてくれるなら」
って深い愛を表現する理想ではあるかもしれませんが、地位と名誉はさておき、金が無かったら生きて行けませんよね。金はいらないって?どうやって生きて行くの? その分奥さんが稼がないといけないでしょう。主人公は奥さんのヒモで良いってこと? そんな男には普通奥さんは「いてはくれないでしょう!」
いや、もしかしたら主人公は金持ちorどこかの名士の御曹司? 働かなくても食うには困らない? だから金に執着が無くて「金も地位も名誉もいらない」って言ってるの?
む~ 確かにそれなら最初から地位とか名誉とかこれまでの「しがらみ」みたいなものを感じていてあえて、それを要らないと言っているのか・・でもそれなら奥さん旧家のしがらみやしきたりで色々大変そうですね。本当にいてくれるのでしょうか・・?
YouTubeのリンク先を下に示します。よろしければ一度ご覧下さい。投稿に際して変えた詞も記載します。
ぼくのいち日 詞/曲:O-Chan
僕の僕の僕のいち日は
君の君の君の台所
仕事の仕事の仕事の音で始まる
とてもとてもとても あったかい
君の君の君の 手づくりの
みそ汁のかおり感じながら
ゆびわ交わしてはやいち年
君は今ではもうやりくり上手の奥さん姿
平和平和平和すぎてる
目ざめに 背伸びをひとつ
あくびあくびあくびしながら
てれびてれびてれび点けると
遠い遠い遠い国で起きたニュース
知った知った知ったかぶりした
古いだるいむずいおじさんが
深刻さを演じ続けてる
ゆびわ交わしてはやいち年
君は今ではもう二人分のお腹抱えて
月が月が月が変われば
僕らの子供が 産声上げる
これがこれがこれが幸せなんだろと
背伸びをひとつ
同じ単語が並ぶ詞なので、少し柔らかさを表現するためにあえて「一日」を「いち日」としたり「テレビ」を「てれび」とひらがなで表現しました。歌では同じ発音になりますが、日本語の場合、漢字、カタカタ、ひらがなそれぞれで発音以上の深い表現が出来ると思っていますので。全くの個人的見解ですが、例えば「テレビ」とカタカナで表現するより「てれび」とひらながで表現した方がより柔らかい感じ、愛らしい感じが出ると思っております。
また、この曲をYouTubeに投稿した頃はロシアがウクライナに侵攻したニュースがTVでひっきりなしに流れていて、どこのTV局でもコメンテイターの方々が深刻な表情でコメントをされていたのでちょっとその時勢も盛り込みました。「古いだるいむずいおじさん」って、私も人の事を言えた義理ではありませんが・・(汗)。
動画においてはYouTubeに投稿している他の曲とはちょっと趣向を変えて、背景画像に著作権フリーのサイトからダウンロードした写真は用いずに、全編PowerDirector365での自主作成としました。最後にミクのお腹が大きくなっていることに気付かれましたでしょうか?
1,000回到達感謝記事
次にいつものように、この曲の視聴回数1,000回到達迄の軌跡を1,000回に到達した幾つかの他の曲と一緒に下の図に示します(全部の曲を載せるとグラフがかなり込み入って見にくくなってしまいますので、適当に曲をセレクトしました)。
グラフ濃緑で示された曲線がこの曲になります。
この曲は2022年6月下旬の視聴回数増加の波ではなく、その約一ヶ月後の2022年7月末から視聴回数がそれまでの推移とは異なって少し増加して1,000回に到達しております。この視聴回数増加の軌跡はその少し前に投稿した「Georgeは永遠に」と類似であることが解ります。
次にYouTubeに投稿した日時ではなく、投稿してからの日数に横軸を変換した結果について下の図に示します。図中赤色の線で示したのがこの曲です。
な、な、な、なんと!! YouTubeに投稿後の日数からすると、この曲は幾つかの他の名だたる名曲?よりも先に視聴回数1,000回に到達していたのです。さすがに「遥かなる想い~君によせて~」+他数曲には及ばないものの、それでも投稿後1年未満で視聴回数1,000回に到達したのは嬉しい限りです。
明るい曲なのでご視聴になられた方もとっつきやすかったのかもしれませんね。家内はこの曲を聴くと何故か昔流行った太川陽介さんの「Lui-Lui(ルイ・ルイ)」とかぶると言っておりました。
また友人からはこの曲はNHKの「みんなの歌」に出てくるようなイメージだとの話も受けました。
この曲の視聴回数1,000回到達の感謝動画をYouTubeShortにアップしました。もしよろしければこちらも一度ご覧いただければと思います。
恒例のOriginal曲のソングスコアを下に示します。Originalの楽譜をコピーしてクリアファイルに入れてバインダーで保存しておりました。右側にあるパンチ穴はその為です。これまでに示した他の曲のソングスコアよりは汚れ具体は少しはましかと。でも作った時期はほぼ一緒です。
このソングスコアを見て、あれれ・・おかしい事に気付きました。Aメロの最初は楽譜は3連符で書かれていますね。これは、全くの間違いです。この楽譜は正確に曲を表してはおりません。
と、言うのは例えばAメロは
「ぼくのぼくのぼくのいちにち-は-」
で一発音ずつ一拍(楽譜的には1/16拍)を刻んで一小節になります。Originalのソングスコアは3連符で「ぼくの」が1/4小節使っています。これが3回続くので、Originalソングスコア通りなら残りの1/4小節で「いちにち-は-」を歌いきる事になります。これは一発音が1/32拍とならなければいけません⇒かなりの早口。同様に次の小節、「きみの**」のフレーズも同様です。これは実際のメロディーとは大きくかけ離れております。
大体、このソングスコアは歌詞の文字数と楽譜の音符数が一致しておりませんね(例:「いちにちは」で5発音なのに音符は3個)。
この楽譜は実際のメロディーを全く表しておりませんでした。全く恥ずかしい限りです。まあ~中学の時の音楽の成績は悪かったし、ギター演奏、作詞、作曲、編曲も全て独学ですからご勘弁(楽譜を書けないならスコアブック出すな!と言われそうです・・汗)。
YouTubeへの投稿の為に打ち込んだメロディーの楽譜を下に示します。使っている音楽編集ソフトCubaseで曲を作る時はピアノロールにて打ち込みをしていますが、Cubaseで五線譜の楽譜にて表示することも可能です。Cubaseの五線譜には歌詞は入りませんが、この五線譜画像をパワーポイントに貼り付けて、上からテキスト入力で歌詞を打ち込みました。音符と歌詞の位置がちょっと合っていないとこがありますが、これはこのような画像の作り方をしたのでご勘弁。メロディのイメージはお判りいただけるかと思います。YouTubeではミクはこの楽譜の通りに歌ってくれています。これは私の頭の中にあり、カラオケBoxで自分で歌っている「ぼくのいち日」のメロディそのものです。
出だしの部分は三連符を使っておりません。一音ずつの16部音符を細かく刻んでおります。
もしかしたら察しの良い方は、ソングスコアが間違っているのに私は曲のメロディーをどうやってPCに打込んているの?と疑問を持たれるかもしれませんね。実は私はこれまでにYouTubeにアップした全ての曲で昔のソングスコアだけでなく、ギターで音取りをしながらメロディーをPCに打ち込んでおります。実は他の曲もソングスコアが実際の曲のメロディーと合っていない事が多々あるんです(汗)。
そもそもOriginalの楽譜自体がきちんと作れていなかったのが大きな要因ですが、もう一つ、長い年月を経て最初に作ったメロディーが「こなれてきて」歌っているうちに歌いやすいように変わったという事もあります。
この「ぼくの一日」に関しても、Aメロ、Bメロの3連符の他にもOriginalのソングスコアと大きく違う所があって、Originalの曲は最後のパート「いてくれるなら」を高音で張るメロディーになっていました。この曲の中で一番の高音を要するパートです。でも実際に自分で歌うととてもじゃないがこの高音は自分での地声で綺麗な発声は無理。地声で張れなくても綺麗な裏声が出せればそれも良いのですが、それも当然ながら無理。そこで長い年月をかけて自分なりに歌いやすい音域とメロディーを模索して、結局高音は張らないYouTubeに投稿した形のメロディーに落ち着いてずっとそれでカラオケBoxで歌ってきました。でもOriginalのソングスコアは修正しておらず(コピーした後だから修正できないか・・)、上に示したソングスコアはOriginalのままでした。
曲の最後の部分を変更した事もあり、この曲は音域が低いレ~高レまでのほぼ1オクターブにて完結させることができました。音符を細かく刻んで活舌の大変さはありますが、私の曲の中では音域的には比較的歌いやすい部類に入る曲なのかと思っております。
でも、このようにソングスコアの間違いに気付いた事も含めて、やっぱりこの曲を世に出して良かったと思います。この曲を世に出さなければ、そもそもソングスコアの間違いにさえも気付きませんでした。表現は悪いですが、この曲をOpenにする前の私は、自分の子供が服を裏表に着ていても、親も子供も外へ出ないのでその服が裏表かどうかを気にしないような感じだったのでしょう。その意味では、私の子供達(曲達)に大海を見せると同時に、私自身も外に自分自身を漕ぎだして良かったと思っております。まだまだ、日々勉強です。
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