勉強机のリノベーション奮闘記(9)~隙間埋め~

DIY_DTM(Video)

マウスパット購入で生じた隙間

これまでの勉強机のリノベーション奮闘記(1)~(8)で紹介した改善の積み重ねで、DTM及びブログ原稿のPC打ち込み作業をかなり快適に来るようになりました。
それまでトラックボール形式のマウスを使っていたのですが、2年程頑張りましたがどうしてもDTMでの入力位置の微調整が大変なので、通常の光学式マウスに変更する事にし、併せてマウスパットも購入しました(トラックボール式のマウスは、マウスを動かさないのでマウスパットは使っていませんでした)。

購入したマウスパットは拡張した机天板の幅にフィットするように小さいものを選んだのですが、それでもちょっとだけ板幅より大きくなってしまいました。このマウスを天板にしっかりと敷く形にすると、下の写真の通り、引き出しを少し手前に引き出して調整出来ますが、そうすると机と拡張した天板のとの間に微妙(2.5cm)位の隙間が生じてしまいます。気にしなければ気にならないのですが、気にし出すとどうも気に入らない。そこでこの隙間を埋めるDIYに挑戦することにしました。

隙間埋めにチャレンジ① 段ボール

机の淵はデザインで微妙にカーブしております。そこでこの隙間を直線の棒や板で補填しても、カーブの分、どうしても隙間が生じてしまいます。隙間を埋める材料自体をカーブを持たせて切り出す必要がありました。手始めに段ボールをカットして数枚重ねて敷くことを考えました。段ボールなら曲線のカットもそれなりにできますからね。
下写真のように100円ショップで購入したノギスで右端から左端までの隙間寸法を計20点位計測し、ついでその間隔寸法で線を引いて下書きし、その線を元に段ボールをカットしました。
下の右写真が1枚の段ボールをカットして敷いた時の写真です。さすがに曲線にぴったりという訳には行かず(ノギスの測定点数をもっと増やす必要があったのでしょう)、しかもこの同じ寸法に切った段ボールを何枚も重ねる計画でしたのでどうもスマートじゃない。ノギスで寸法を測る手法はとりあえずペンディングとしました。

次いで試みたのは、段ボールを直接隙間に差し込んで机の局面に合わせてペンを走らせて段ボールに湾曲している形状を直接書き込むことです。基本的に机天板淵とペンとが接する角度を左端から右端までずっと同じにしてなぞることができれば曲線が再現されるはずです。トレースの時にはペンの角度が傾かないように気を付けました。下写真の右側がその時の写真です。

この手法はノギスで寸法を測る方法に比べると比較的局面をよく再現できたと思います。でも完全に隙間を埋めるには至りません。下写真の右側が1枚の段ボールをカットした時の写真です。厚さを稼ぐためにこの段ボールを何枚も重ねるとなると・・これもどうもスマートな手法とは思えませんでした(それなら最初からやらなきゃよいだろうと言われそうですが)

隙間埋めにチャレンジ➁ 角棒+クッション(1)

段ボールを何枚も重ねるのは諦めて、隙間を埋めるに丁度良い太さと長さの角棒を準備、その角棒にクッション材を両面テープで貼り付けて隙間を埋めることにしました。クッション材は電化製品を買った時に保護で入ってくるプラスチック製のものです(発砲スチロールはクッション性が小さいのと、切った時に切りくずがでるので止めました)。これなら隙間の大部分は基本的に角材が埋め、湾曲している部分の隙間をクッション材が埋める事が出来ます。

クッション材を両面テープで角棒に張り付け、次いで茶色の化粧シートを巻いて色を合わせました。

この角棒を敷いた時が下の写真です。机の右側はぎりぎり許容範囲かな?。でも隙間の大きい左側はまだ完全に隙間を埋めるところまでは出来ていません。これ、色合わせに巻いた化粧シートが却ってクッション材の弾力性を損ねてしまいました。さらに、この化粧シートの撚れが結構気になりました。いや、正直気に入りません。基本的に湾曲の面にシートを巻くので素人の私だとどうしても撚れが出てきてしまいます。全然スマートじゃない。

隙間埋めにチャレンジ③ 角棒+クッション(2)

自分の技術では拠れを発生させないように化粧シートを巻くのは難しいとの判断より、思い切って、化粧シートを巻くことを止めました。そして、クッション材は比較的厚めに切断して再度角棒に貼り付けました。厚めにした方がそれを貼付した角棒をセットした後、机を押し込めば逆にクッション材の柔軟性で隙間をすっきりと埋めてくれると考えました。

下の写真がこのクッション材を貼付した角棒をセットした時の写真です。期待通り、隙間はクッション材がしっかりと埋めてくれました。さらに、色を合わせなくても全く気になりません。変に皺がよった化粧シートよりも格段に綺麗に見えました。

おわりに

拡張した天板とマウスパット共に、本試みにより快適に使えております。やっぱり目の前に隙間があると気になるのが、隙間が埋まっていると安心して作業できますね。
今回の事でとても良い経験をしました。色を合わせる為に皺がよったシートを貼る位なら、無垢の方が却って馴染む場合もあるようです。もしかしたらクッション材の白色が良かったのかもしれません。

勉強机自体のリノベではありませんが、デスクワークをする時の書類立ての改善を本リノベの後に行いました。その話は後日「番外編」として紹介させて頂きたいと考えております。

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