耐風傘の修理トライ(再度)

DIY_DTM(Video)

はじめに

以前、DIYの記事で「耐風傘の修理トライ」の件をお伝えさせて頂きました。数ヶ月の間問題なく使えておりましたが、ある日、急に接合した柄がぐらぐらとしてきて結局外れてしまいました。中に補強用の骨材樹脂を入れているのに何故に? 下がその時に周りのテープを外して撮った写真です。
な! な! な! なんと補強用に入れた骨材の樹脂が見当たりません!! 消え失せてしまっていました。 え~! そんなことある??

原因究明

中に入れた骨材はどこに行った? 
⇒蒸発? (でも家に置いている同じ樹脂はしっかりと残っています)
⇒虫が食べた? (虫の入いる隙間もなかったはずですし、そもそも中には虫がいません)

?? 

割れた柄の内部をよくよく観察すると暗くて解りずらいですが、補強した骨材樹脂が柄の奥の方に入り込んでいました。(考えればごく当然の事でした(汗))

傘は車にいつも置いていて、運転席後ろに付けたフックに掛けていました。運転中、何度も外れてその度床に落ち、常にある一定の衝撃が柄にかかっている状況ではありました。入れた骨材樹脂は柄の内壁にしっかりはまるようにそしてしっかりと止まるように少し寸法を大きめにして切りましたが、この衝撃と車での微妙な振動が中の骨材樹脂を次第に動かしてしまったのかもしれません。あるいは水で軟化するスポンジなので湿気等で微妙に硬度や剛性が変わって動きやすくなったのかもしれません。いずれにしても補強した時は、そこまで考えが及びませんでした。

再度補強

折角修理してそれなりに補強出来たと思った耐風傘の柄です。再度補強することにしました。前回と同じ樹脂をカッターで切断。形を合わせて柄の中に骨材として押し込みました。今回はこの骨材は更に径を大き目めにカットして無理矢理柄の中に押しみ、さらに樹脂を入れ込む際、樹脂の表面にも接着剤(プラスチック用ボンド)を塗り込みました。

修正後、念の為ビニールテープを巻いた後の写真です。今のところは強度も問題ありません。

おわりに

何事もやってみなければ解りませんね。まさか内部に骨材として入れた補強樹脂が移動するとは思ってもみませんでした。これから樹脂の接着に使用した接着剤の効果について検証して行く必要がありそうです。

と・・この全ての補強が終わってからふと気が付きました。骨材樹脂が移動するなら、骨材樹脂を思いっきり柄の中に詰め込んで、予め柄の中の空洞を埋めておけば良いんじゃない?

何事もやってみても及ばない事もありますね。後の祭りでした。少し考えれば気が付く所を気が付かぬまま行動して、結局失敗したり再トライを繰り返す私の性格、熟慮の足りなさでしょう。この補強が何ヶ月持つか解りませんが、もし次も同じような症状が出たらその時はこの空洞を埋める対応を取りたいと思います。

と・・ここまで書いてまた一つ気が付きました。何だかんだ言いながら、最初に空洞を全部埋めていたら、この記事自体が書けなかったでしょう。その意味では、記事を書くネタが一つ増えたのでこれはこれで良かったのかもしれません。

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