はじめに
またやってしまいました。前に2度柄を修理した台風傘。また柄を折ってしまいました。下がその写真です。ただ手が滑って道路に落ちただけです。道路の材質はアスファルトですが、コツンと落ちた途端にものの見事に真っ二つ。本当ちょっと落ちただけです。
写真の中でテープを巻いている所が前回補強した所。今回はそことは別の所が折れました。補強した所が折れなかったというのは、ある意味補強効果はあったのでしょう。
⇒でもこの台風傘本当に大丈夫?
風で傘の骨が折れたり曲がったりする前に柄が3回も折れるなんて・・・(あ、でも普通は柄が折れたら買い替えるからそれを修理して使う人はいないか・・)

3回目修理
ここまで来たらこちらも意地です。3回目の修理にチャレンジです。下が折れた柄の箇所。これまでとは違って柄の中、内側にもう一つプラスチックの芯があり、補強材を詰める隙間はかなり狭いです。これでは補強材が上手く入らないかもしれませんし、また入ってもかなり細くなるので補強効果は???です。

でも改めて再チャレンジ。
これまでと同様に乾くとかなり固くなるスポンジ素材を切って無理矢理隙間に入れ込みます。瞬間接着剤は切らしていたので今回はボンドを使用です。

一応補強完了。上からテープをさらにぐるぐる巻き。

更にその上に電化製品を買った時に保護について来て、何かの時に使えないかと取っておいた筒形のプラスチック製緩衝材を通しておきます。緩衝材の内径が丁度柄の直径と合いました。

ボンドが固まった頃を見計らって柄にちょっと力を入れてみる。
あらら・・見事に離れてしまいました。失敗!

補強材変更
今回は補強材が入る隙間が狭い事に加え、補強材が入り込む深さも浅いのでどうしても内部補強の効果が得られにくい感じです。補強材を変える事としました。今度は割り切って「割り箸」。
カッターで長さを調整して差し込みます。(コンビニでカップラーメンを買うと付けて頂ける丸形の箸としました。角型の箸は穴に入りませんでした)

入れた割り箸は穴より細いのでぐらつきますので、割り箸にビニールテープを巻いてぐらつかないように調整です。

そしてボンドを塗って接着、更に柄の外側に爪楊枝を折ってサポートとしてこれもボンドで付けました。写真では見えにくいですが90°の角度で一周四か所補強です。その上からビニールテープを巻いてこの爪楊枝ごとぐるぐる巻きの固定です。

そしてさらに外側にプラスチック緩衝材の筒を再度サポート。

このプラスチックの筒は手触りがあまり良くなく、滑る感じなのでその上からさらにテープを巻きました。ちょっと時間を置いた後(今度はさほど大きな力は入れずに)少しだけ振ってみましたが、今のところは大丈夫そうです。

おわりに
一応、3回目の補修を行いました。
この台風傘の柄、傘を道路に落としただけて折れてしまうってこの傘本当に大丈夫でしょうか?
傘の骨が折れてしまうのなら諦めも付きますが、骨はしっかり丈夫なのに柄の方が3回も折れる(同じ個所2回、1回別箇所)ってそうそう無いケースですよね。
この修理で暫くの間様子見です。万が一、今回の補修箇所もまた外れてしまったらどうするか・・。
⇒普通はもう買い替えるだろう!
という声が聞こえてきそうです。
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