PCグラフィックボード増設の大失敗:でもChatGPTは凄い!

DIY_DTM(Video)

はじめに

今DTMをしているPCは4年半程前に中古で購入しました。当時はDTMの趣味がどれだけ続くか解らなかったので将来的に不透明なものにお金をかけるのももったいないと思い、中古品を数万円で購入したのですが、CPUはCore i7-8700でDAW(音楽編集ソフト)に多くのプラグイン(音源や効果のプログラム)を入れないで作曲する分には何とかなっていました。
そして私も段々と欲が出てきてディスプレイをデュアルにして、さらに液タブを繋いでと仕様は段々と拡がって来ました。持っているPCは下の写真のようにアナログを含めると4つのディスプレイポートを有しており、またメモリを32Gに増強した事もあってこれまでは私の要求に十分応えてきてくれました。

最近、このPCの調子が悪くなってきてエクセルが立ち上がらなかったり、ネットが突然遮断されたりの症状が多発するようになってきました。Windowsのシステム回復をしても状況に改善は見られないのでもしかしたら買い替え時かもしれません。でも、一番の問題は動画編集時のストレスでした。

動画編集時のストレス

音楽編集だけだったら上記のようなストレスを感じながらも何とか我慢して使えますが、YouTube投稿に際して動画編集をすると流石に今のPCではその非力さに多くのストレスを感じるようになってきました。一般的にPCで動画編集時に感じるストレスの一つとして、動画を書き出す時の出力時間の長さのようですが、私はそこは割り切って書き出している時間はTVを見たり風呂に入ったりで問題はないのですが、それ以外で
①字幕が編集時に合わせたタイミングと書き出した後で違ったタイミングで出てくる(要はいくら編集で手をかけてもそれが作成された動画に反映されない)。
➁動画編集中にいきなり編集ソフトPowerDirectorがフリーズしたりシャットダウンしたりする。
の症状が多発するようになりました。
これ、作業途中でいきなりフリーズしたりシャットダウンしたりするのはかなり痛手です。それまで仕上げていた途中の作業をまたいちからやり直さなければいけないので、すこぶる時間と労力の無駄です。これらのことから、このPCでは動画編集は厳しいと思うようになりました。

一般には機能の優れた新PCに買い替える所なのでしょうが、ここはどうしようもない根っからの貧乏性。まずは何とかして今のPCの能力向上が出来ないかと考えました。
PCパーツ、技術については全くの素人なのですが、調べると私のPCのCPUはIntel製でCPUの中に画像処理装置(GPU)が含まれているタイプの模様です。GPUボードを増設して画像処理を専門のGPUに委ねるとそれだけCPUの負荷が減って動画編集が楽になると考えました(これがそもそも、第一の間違いの始まりです。後に調査した次第では、CPU内にGPUが組み込まれていてもGPUとCPUは別物であり、GPUを増設してもCPU負荷の軽減にはならない模様です(でもGPUのパフォーマンスが高ければ動画編集は楽になるはずです。⇒私の調べた限りでは。間違ってたら御免なさい。)
そして私のCPUは型番から見るとGPUを増設しても持っているCPU内のGPUとパラレル出力が対応可能な型番のようです。
下の図が今のコンピュータの接続状況。デュアルディスプレイと液タブを繋いでいます。

そして考えた接続方法。デュアルディスプレイをするために一つのディスプレイはGPUに、もう一つは今のCPUに繋ぐことを考えました。液タブはCPUに繋ぐことを考えました(これが後で分かった第二の間違い。デュアルディスプレイ時は2台のディスプレイともGPUに繋ぐ方が良いみたいです。)

グラフィックボード購入

私のPCはNECのスリムタワー型で小型ですので装填できるグラフィックボードが限られます(大きいグラフィックボードは入らない)。ちょうど同じような型番の(PC-ME******)の末尾一つだけが違うPCのグラフィックボードを装填している人のブログを見つけました(理由は解りませんが私のPCと全く同じPC型番をNECの個人用PCのホームページで見つけることが出来ませんでした)。
見る限りでは私のPCと遜色なく、その人が装填したグラフィックボートも寸法的には私のPCにぎりぎり入りそうです。そこで、その人と同じグラフィックボードをこれも中古動作品を購入しました。グラフィックボードは中古品の使用はあまり勧められないようですが、新品だとそれなりの値段がしますので、中古PCにそこまで投資をしなくても良いんじゃないかと、これもまたいつもの貧乏性故の判断です。下が購入したグラフィックボードです。

そしてそれを私のPCに装着すると・・・あれ? 
装填のために上げた上蓋部分がわずかに(数mm)ぶつかって閉まらない・・
何故?

考えられる理由は、PC型番の一番末尾のアルファベット1個の違いです。ほとんどが同じだから大丈夫と思ってしまった、私の手落ちでした。またいつもの注意不足が災いした(泣)・・・。
嘆いていても仕方ない。購入したグラフィックボードは諦めて別のグラフィックボードを捜しました。今度は自分のPCに装填可能な寸法(上蓋の開口部部とぶつからない寸法)よりグラフィックボード製品の実長がかなり短いグラフィックボードを捜しました。中古では丁度良いものを見つけることができなかったため、今回は新品でも仕方ないと割り切りました(ここら辺が全く一貫しないポリシーです。よく言えば臨機応変。悪く言えば支離滅裂⇒悪く言わなくても普通に考えても一貫性無し)。⇒普通、グラフィックボードの増設にはPC装填隙間の実測値とボード実長を調べるのはごく一般的なやり方の模様です。私の無知故のしっぺ返しです。下の写真が再度購入したグラフィックボードです。

でも今度はちゃんとPCに入りました。

デュアルディスプレイ設定

装填したグラフィックボードでまずモニター2台を繋いでデュアルディスプレイが出来るか見ました。アナログ端子とHDMI端子です。これはモニターに出力されました。これでグラフィックボードの端子は満杯になってしまったので、液タブはCPUに繋ぐしかありませんが、最初から接続を複雑にすると後がややこしくなるのでまずはディスプレイだけで動作確認しました。

次に(これが前にお伝えした私の間違いなのですが)ディスプレイ1台をGPU、もう1台をCPUに繋ぎました。
あれ? あれ? あれれ・・?

ディスプレイが1台しか出力されません。端子をHMDI⇔アナログに替えても一緒です。(図ではGPUを〇で示しましたが、もしかしたらCPU側が〇でGPUが×だったかもしれません。HMDIとアナログポートを何度も入れ替えて試したのでもうどっちがどっちか忘れてしまいました。いずれにしてもデュアルディスプレイが出来ないのです)

Chat GPTに相談

本目的がCPUの負荷を減らすためにパラ出力することでしたので、GPUとCPUのパラ出力が出来ないことは目的と合いません。GPUにモニター2台繋いでデュアルディスプレイを達成したとしてもCPUからの出力が無いと液タブが繋げられません。でもパラ出力が出来るPCのはずなのに何故?
再度CPUを調べ直してもパラ出力可能の情報です。中古で買ったのでその機能が壊れた?

この症状を私が購入したPCの型番(末尾まで全部入れて)について、ChatGPTに相談してみました。すると
 ⇒NECのこの機種はパラ出力が可能であるが、O-Chanの型番のPCは官公庁用に設計された特別モデルでこの機種だけパラ出力が出来ない設定になっている。
との返事がものの10秒で返ってきました。

おわりに

なんと・・私は元々出来ないものを無駄にしようと思っていたのです。そしてChatGPTの返信はもうひとつ重要な事を伝えていました。前にお伝えした通り、この仕様ではデュアルディスプレイのまま液タブを繋ぐことはできません。要はGPUを装填した場合、液タブを選ぶかデュアルディスプレイを選ぶかの二者選択になってしまいます。
ここでやっと解りました。道理で私が調べた時、NECのホームページで個人パソコンで同じ型番の(PC-ME******)の機種を見つけられなかった訳です。そもそも個人用には販売されていないパソコンで、多分官公庁でPC入れ替えか何かで使わなくなった物が中古市場に出てそれを私が購入したのでしょう。

今はデュアルディスプレイに慣れてしまったので、これは外せません。よって・・GPUの装填は諦めて購入した2台のGPUはヤフオクに出品。幸いにも購入者は付きましたが、かなりのプライスダウンとなってしまいました。まあ、自分の勉強不足、授業料だと思い致し方ありません。
今から思うと、グラボを購入前にChatGPTに相談するべきでした。でも、この有難さがわかったのも私がトライ&エラーで失敗したからという気もしています。
そして今回(今更ながら)気付かされた大きな教訓。PCの型番は末尾の一つの文字が違うだけでこのような事もあるので、やっぱり私のような「大体同じだから大丈夫だろう」という考えはご法度ですね。

そして、この事もあって納得の上で新PCを購入することにしました。その過程でChatGPTが再度大活躍をするのですが、その記事はまた後で。

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