新TVでのYouTube:Original動画視聴
別投稿、「久々にあった良い話(TV修理サービスの人)」、「OnlineでのTV購入:古いTV引き取り時のトラブル」にて紹介しましたように、色々紆余曲折はありましたが、我が家に晴れて新しいTVが入りました。さすが最近のTV、スマートTVという物のようでWiFiでのインターネット接続、YouTubeも視聴する事が出来ます。
そこで、自分が投稿したYouTube:Original曲を大画面の新TVで見てみました。これが・・手前みそではありますが、思ったより綺麗に見えます。画質もそんなに粗が目立たず十分視聴出来ました。動画作成素人の私が見よう見まねで作った動画達ですが(正確には背景画像として静止画を数枚用いている作品が多いのでこれらを動画と呼ぶのはちょっと微妙ではありますが)、画質的には違和感なく思ったより満足出来るものでした。多分、これは昨今の動画作成ソフトの技術進歩のお陰なのでしょう。
ところが・・PCの小さい画面で見ていた時には全く気付かなかった「あら」に気付いてしまいました。その曲の一つが【Freedom】です。
【Freedom】では最初、地球の画像が出て来てこれが回転して途中でミクの手のひらに収まる動画としています。別投稿「PowerDirector365:ミクと椅子が動く動画の作成」でも記載しましたが、自分の場合、PowerDirector365のクロマキー合成の設定が不十分だと、この回転は原画の枠が表示画面から外れた際、その淵が線になって見える事がありました。
【Freedom】ではこの枠線がものの見事に出ていました。これはPCのモニターで動画作成をしていた時には全く気付きませんでした。画質の良いTVで見た故という事だとは思いますが、この失敗談をお伝えする事で、PowerDirector365で原画回転にて動画作成を考えられている方に少しでも参考になればと思います。
TV視聴にて枠線確認
【Freedom】で見事?に枠線が見えてしまっていたのは、曲前半の地球が回転する部分です。右端にくっきりとラインが出てしまっています。一連の写真を下に示します。これらの写真はTV画面をデジカメで撮影しましたが、TV画面上への外からの映り込みを極力小さくするために部屋の電灯を消してカーテンを閉めて撮影しました。周りが暗くなった分、線もよりくっきりと解るようになりました。
この枠線の出方はうっすらとした感じで回転しているので、あえて意図して出していると(無理矢理)好意的に理解できなくもないのですが、やっぱり意図しては出していないし、どう見ても動画作成の失敗例ですね。まずは下の写真1枚目。画面右端に線が見えてしまっています。
この線は地球の回転と一緒に回転しております。動画作成中にPCの小さい画面で、部屋の照明を付けて見ていた時は全く気付きませんでした。
ミクと重ねても同様に見えます。
原画の画角が変わって、右下と左上両方に線が見えてしまっています。
地球が小さくなって行く分、地球の原画は引いてパンして表示します。すなわち原画の両側がすっぽりと表示画面内に入ってしまい原画の両側の線がしっかりと見えてしまっています。
何故枠線が出るのか?
この枠線が出る原因は下のイラストで示した状況になっている事によると考えられます。最初は地球の原画と画面の画角が一緒なので淵は出ませんが、原画を回転させると原画が長方形なので角度変化に伴って原画の淵が表示画面と合わなくなって、その部分が淵の線となって表示されてしまうことになってしまいます。
実際の【Freedom】の動画においては、最初はズームにて原画サイズを表示画角よりも大きくしていました。しかし、それでも地球の回転とミクの手のひらに収める位置調整で右側の一部線がはみ出てしまいました。
地球がミクの手に収まる後半は、ズームインからズームアウトして地球が小さくなって行きます。これは原画自体が小さくなって行きますので、原画の淵が更に出やすくなってしまいました。
PCモニターで確認
今回のTVで気付いた失敗を受けて、PCモニターで再度確認してみました。部屋の照明を付けてモニターで確認したらやっぱり良く解りませんでした。そこで、照明を消してカーテンを閉め周りを暗くし、モニター画像をデジカメで撮影しました(PrintScreenでも良かったと後で気が付きました)
すると、あれ・・しっかり出ている。PCでもしっかりと出ていました。と、何の事は無い、大画面のスマートTVでなくてPCのモニターでもきちんとチェックすれば気が付いた事でした。
右端にしっかりと見えております。
回転して左側にも。
更に両側に。
まあ~なんとしっかりと。
最後に
個人的にはこの【Freedom】で描いたミクの顔を気に入っていて、以後の他の曲もミクの顔はこれを元に作成している事が多いのですが、この地球の回転で出てしまった枠線だけはいただけなかったですね。【Freedom】は【Forever George】より1ヶ月程前にYouTubeにアップしていたので、別投稿「PowerDirector365:ミクと椅子が動く動画の作成」の動画編集記事を作成する前に気が付かなければいけませんでした。これは大反省です。
ただ今回の件は、今後の動画作成・編集作業における良い教訓となりました。今後、動画編集において回転等の効果を入れて原画画角が変わる時は部屋の照明を消してPCモニターの画質チェックした方が良い事を学びました。
そして実はつい最近、動画作成ソフト:PowerDirector365では「マスクデザイナー」という機能があって、自分の表示したい所だけを表示して後は隠す事が出来る機能がある事を知りました。このマスクデザイナーを勉強していれば防げた事でしたね。
このような失敗はありましたが、これも新TVがネットに繋げて自分がYouTubeに投稿した動画を高画質で見る事が出来たからこそだとポジティブに捉えています。その意味では、やっぱり新しいTVを購入して良かったですね。そしてそれと同時に修理不能となった愛着のあった古いTVにも改めて感謝です。もし古いTVが修理可能でそれを継続して使っていたら、自分の投稿したYouTube動画を大画面のTVで見ることはありませんでしたから。
コメント