ある朝いつものコンビニで・・
ちょうどPayPay等の電子マネーが普及し出した頃の話です。私は遠くに住んでいる身内が電子マネー関係の仕事をしている事もあり、少しでもその身内の為になればと年甲斐もなくいち早く携帯に電子マネーを入れコンビニで買い物をする時は積極的に使うようにしていました。ある朝、いつも会社に出社前に立ち寄るコンビニの店員さんより
「お客さんいつも携帯の電子マネーで支払いされていますよね。実は前のお客さんに聞かれて僕解らなかったのですが、電子マネー支払いの画面で****解ります?」
と、この***部分、私も何の事を言っているか解らなかったのですが、どうも支払いに二つの画面があるらしくてこの「どっちがどうだ・・?」みたいなことを僕の前のお客さんに聞かれたらしいです。
私は
「すみません。僕も使い始めたばかりで解らないけれど、身内が電子マネー関係の仕事しているから後で聞いてみますね」
と、言ってその夜に身内にTEL。状況を伝えて私も結局コンビニの店員さんが何を言っているのか良く解らなかったからそれを伝えるのにも要領を得なかったのですが、結局身内からは「どっちの画面でも変わらない」みたいな返事だったのでその話をコンビニの店員さんに伝える事としました。
翌週いつものコンビニで・・
コンビニの店員さんに聞かれたのが金曜朝、土日を挟んで、翌週、出張やら休暇取得やらが重なってそのコンビニに行ったのは1週間後の翌週の金曜日となってしまいました。私が
「先週聞かれた電子マネー支払い画面の事ですけど・・」
と切り出すと、コンビニの店員さんは血相を変えて
「あれから僕も調べたんだけれど、あなたが話されてた****!!!!!****!!!***!!!!!」
といきなりまくしたてられました。
僕は
「すみません・・、僕はあなたに相談されて自分なりに調べてお伝えしたいと思ったのですけれど、もしかしたら人違いされていません?」
「あ!!!すみません」
彼は店員さんに問い合わせた人と僕とを間違ったようです。
気付いた事(情報は旬が命)
この経験で私はいくつかの事に気付かされました。
(1)店員さんは私には「前のお客さんに聞かれた」と言いましたが、多分かなり嫌味な事やクレームまがいの事を言われたのでしょうね。それで、そのお客さんにかなり悪い印象を持たれたのでしょう。
(2)そのお客さんは多分私と同年代の中年男性。私と間違う位だから背格好も似ていたのかもしれませんね。
(3)これが最も大事ですが、「情報は旬が命」ということでしょう。私が1週間遅れで情報を届けても彼には何の意味も無かった訳で、もし翌日に同じ情報を彼に伝える事が出来れば、また彼も私を文句を言った人と勘違いする事もなく、別の対応をしていただけたのかと思います。
もっとも、このためだけに会社に出社途中によるそのコンビニに土曜日にわざわざ行く事はしませんが・・・。
⇒と、ここまで書いて気が付きました。
コンビニの店員さんが私とその人を間違えたという事は、コンビニの店員さんに問い合わせた人は、「その後そのコンビニを訪れていない、あるいは最低でもその店員さんのシフトの時には訪れていない」と言う事になりますね。と、いう事は、
「店員さんは折角自分で調べた結果を披露するチャンスが巡って来なかった」
先週、私とレジに訪れた時間が前後した事もあり、それで僕をその人と間違えて自分が悔しい思いをした事を取り返す為のアピールをしたかったのかもしれませんね。そういう意味からいうと、彼がまくし立てている最中に私はさえぎるような形は取らないで、思いっきり最後まで言わせた方が良かったかな・・?
⇒と、こっちも朝の出社前で、そこまで精神的な余裕は無いので、この対応はやっぱり無理だとは思いますが・・・。
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