はじめに
休日、風呂場の清掃をしました。風呂場は普段使用後におおよその水滴を拭き取って、また2ケ月に1回の頻度で防カビ用のスモークを焚いているので見た目にははそんなに汚れてはいません。でも、浴槽パネルの下側や内側は定期的な清掃が必要で年に1回程度その清掃をしております。休日にその清掃をしました。
足ふきマット
うちでは風呂場の入り口下に珪藻土マットを敷いております。浴槽の清掃の時この珪藻土マットは乾燥の為ベランダに出して代わりに今は使っていない足ふきマットを敷きました。
掃除も終わり、浴槽から出る時、私は足が濡れているのでこの足ふきマットの上に大股で足をのせました。
** わ! **
この足ふきマットが見事に滑って動きました。私は完全にバランスを崩しました。仰向けのままものの見事にひっくり返ってしまいました。
やばい!
ひっくり返るその瞬間、1秒以下の時間です。私はこの時本当に「まずい!」と思いました。このままでは頭、後頭部を風呂場の床に直接打ち付けててしまう。下手したら死んでしまう。ドラマで良く出て来るシチュエーションです。

必死の回避
体が完全に倒れる前、かろうじてわずかに床に着いていた左足の指先に思いっきり力を入れて踏ん張りました。当然倒れる事を防げるものではありませんでしたが、それでも体の体勢を少し変える事は出来ました。後頭部を直接床に打ち付ける事は防ぐことが出来ました。
でも、左足薬指が普通なら曲がらない位の角度で思いっきり曲がった事を感じました。
床に打ち付けた肩や背中の痛みは時間を経つにつれて消えて行きましたが、左足指の痛みは引きません。当日は日曜だったため翌日に整形外科に行きました。
レントゲン撮影。見事に左薬指を骨折していました。

原因
今回の私の失敗は、マットの滑り止めを敷かなかった。これに付きます。珪藻土マットを敷いている時はいつも下に滑り止めを敷いているのですが、足ふきマットを敷いた時は全く意識から外れておりました。
でも足指の骨折でも、私が行った整形外科は何も処置はしないんです。ギブスをする程でも無いと言うことで後は自然治癒に任せるのみでした。
歩くのが結構つらかったです。全快するのに四ヶ月位かかりましたね。また、私は会社に車で通勤しているのですが、駐車場から事務所まで徒歩6~7分位歩きます。朝、夕のこの歩きがかなりしんどい。
さらに、左足をかばって歩くものだから体のバランスが悪くなり、今度は右足の方が痛くなってしまいました。
たかが足指されど足指、この時は足指の小さなパーツも体の重要なパーツだという事を思い知らされました。
おわりに
この左足指を負傷したお陰で私は後頭部を直接風呂場の床に打ち付けなくてすみました。命を救われたという事で名誉の負傷!?でしょう。
さらに、転倒する時の1秒にも満たない短い時間内で、「このままでは後頭部を床に打ち付けてしまう」と思い、かろうじて床に接していた左足先に思いっきり力を入れて体の向きを変えた事。この対応が出来る事はまだ思ったよりも若い?
⇒でも本当、こんな事もありますから足ふきマットには滑り止めシート必須ですね!



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