51.【再会】曲紹介+1,000回感謝記事

Original曲・紹介

曲紹介

2023年9月9日にYouTubeに51曲目「再会」を投稿しました。Originalの詞は友人が作ってくれたものを元にしておりますが、この曲に関しては詞のかなりの部分を今回変更させて頂きました。
YouTubeにアップする前、詞を書いてくれた友人と数十年振りに連絡を取ることが出来、詞を改訂する事、及びYouTubeにアップすることに快諾を頂きました。

DTMでこの曲を仕上げた後、曲を聴いてみると、どうもただ「す~」と流れて何となく終わってしまうイメージを持ちました。曲的には2番が終わった後に聞かせどころの追サビがあるのに、主人公の思い、憤りがどうも曲から伝わって来ない。そこで最後に「あ~」のフレーズを追加しました。
この高音のロングトーンをミクが見事、綺麗に歌い上げてくれました。す~と終わってしまう印象をガラッと変えてくれて大変身だと思います。

ただ、本当はこの「あ~」は主人公が戻れない時間、自分の相手との関係、自分自身への憤りを含めた心の叫びを「あー~!」って思いっきり叫ぶ形にしたかったのですが、Vocalのミクの声質を「Dark」で選んだので、少し弱く、優しい形の「あ~」になってしまいました。
英語版「Last Story」ではこの「Ah~」の発音が日本語版より少し強い発声になっており、幾分私の主張したいイメージに近づいています。英語版のミクの発音は全般的に結構きつく感じることが多く(例:特にmeの「ミー」というような「i]の発音)個人的には耳障り的に感じるところもあるのですが、この「Ah~」に関しては日本語版の発音よりも英語版の方が適度に力が入っていて、それでいて適度に柔らかくて気に入っています。もしよろしければ聞き比べていただけたらと思います。(あ、日本語版の紹介なのに英語版の紹介記事になってしまいました。)

この曲の音域は約2オクターブと、結構広いです。もし実際に人間が歌うとなると、小田和正さんとか、ミセスの大森さん等でしたら別ですが、普通の人が一人ボーカルで全声域をつつがなく力強く歌い上げるのはかなり難しい曲かと思います。
この全声域をミクは綺麗に歌い上げてくれているのですが、高音域のサビは逆にはっきりと発声しすぎて、どうも自分なりには「きつい」ように聴いて感じる。曲の構成上、もう少し哀愁を漂わせたい。
そこで、一オクターブ下で歌うもう一人のミクに登場願い、後半のサビはメインボーカルをもう一人のメグが1オクターブ下の音域を歌う形で担当して、それまでメインだった高音側のミクは少し後ろに引いてもらう形で最終的に曲を仕上げました。高音のメグがちょっと引くことによってサビの部分に柔らかさが出て個人的にはそれなりに纏まったと思っています。

詞に関しては特に最後の場面、主人公と相手の人の関係、相手が「結婚する?」「結婚していた?」「遠くへ移る?」「病気?」等、諸々の状況は聴いて頂いた方、それぞれでイメージしていただければと思います。
ラストフレーズの「さいご」の単語を「最後」ではなくて、「最期」としたことも、聴いて頂いた方がそれぞれでご想像していただければと思います。
⇒同じ発音でも漢字で意味合いが変わってくるのは日本語の妙ですね。

この曲は、情景が頭に浮かんできて、自分ではそれなりに纏まったと思っている結構好きな曲の一つす。通勤時に車の中で良くスピーカーから流して聴いています。

再会     詞:力/O-Chan

君との再会(であい)は 二人過ごしたこの町
夢を語って 喧嘩もしては 泣いて笑ったあの日
二人で歩く古い通り沿いは 知らない店も増えていたけど
時間戻っていた
 変わらない君に 優しさが見えて
 その微笑と同じ仕草が 愛しい・・

二人で通った いつもの喫茶店で
同じ窓際これまでの事 埋めるように話した
暫くしてから ひとつの話聞かされた
まるで時の流れ全てを 恨むかのように
 影の長さに 気が付いた時
 さっきまでの君の 横顔が良く見えなかった・・

 別れの時に 戻れない時に
 君を連れた列車 ホームを出る時に
僕は見えないはずの君の姿を
見えないはずのその一瞬を
最期まで 追いかけてた・・

1,000回感謝記事

この曲は2024年4月2日に視聴回数1,000回に到達しました。アップしてから約7ヶ月、この曲をご視聴いただいた全ての方々、及びいつも聴いてくれている私の友人に深く感謝します。
いつもの如く視聴回数推移のグラフを下に示します。グラフ中灰色の線で示したのがこの曲です。

投稿してからの日数換算のグラフです。線の色が薄青色に変わっていますがご勘弁。半年少し余りでの1,000回到達。私の曲の中ではかなり早い方です。改めて聴いて頂いた方々に感謝です。

視聴回数1,000回到達の感謝Short動画です。

恒例のソングスコア・・、としたいのですが、この曲に関してはソングスコアの公開は控えさせて頂きます。Originalの詞と変えた後の詞が違いすぎて、Originalの詞が数フレーズしか残っていないので、詞を作ってくれた友人に何となく悪いので。
ちなみにOriginalの詞は、主人公が旅行先でたまたま知り合った女性とその観光場所を数時間回ってその日の夕方に別れるまでのストーリーを描いたもので、友人が実際に旅行した場所の具体的地名や特産品の名前も詞の中に入っているものでしたが、自分的には昔の恋人と再会する設定の方がこの曲に合うと思って大幅に編成を変えました。でも、曲の中での幾つかのフレーズは友人が作ってくれた詞、そのまま転用させていただいております。
特に、
~まるで時の流れ全てを恨むかのように~
はOriginalの詞そのままで、このフレーズはこの曲を構成する重要なキーパーツで、このフレーズを元に詞を展開しました。Originalの詞を友人が書いてくれたお陰でこの曲が出来上がりましたので、友人には深く感謝しております。

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