57.【風に乗せて】曲紹介+1,000回感謝記事

Original曲・紹介

曲紹介

 2023年12月1日にYouTubeに57曲目「風に乗せて」を投稿しました。

このブログの管理者の所に私がブログを開設した理由を書かせていただいておりますが、改めてYouTubeへの自作曲の投稿を始めた理由は

「身内、親しい友人達を相次いで亡くした事により、私が若い頃に作った曲達は私にとっては子供達のようなものですが、私が亡くなったらこの子供達は本棚から一度も外に出る機会を得ないままになってしまうため、子供達に大海を見せてやりたいという思いから」

でした。
この曲はその背景から、一つの大きな意味を持つ曲です。

Originalの詞は学生時代に友人が作ってくれました。YouTubeアップに際して詞は全く変えておりません。数十年前の詞、そのままです。
YouTubeにアップする前に、詞を作ってくれた友人にコンタクトを取ろうとしました。作詞者としての名前を出して良いか、そして良い場合は名前を実名、ペンネーム、イニシャル、どれを希望するか等々。ところが私は学校卒業以来その友人と一度もコンタクトを取っておりませんでした。在学中は仲は悪くは無かったのですが、学科が違った事もあり卒業後は疎遠になっておりました。

そこで私の数少ないまだ連絡が取れる友人達へその友人の連絡先を聞きましたが、残念ながら誰もその友人の連絡先は解らない。唯一、その友人の実家の住所なら知っているという人がいたので、友人の実家宛に手紙を書きました。それがこの曲をアップする数ヶ月前、2023年8月初旬です。
 およそ2週間位経ってからでしょうか、一通の封書が私に届きました。差出人は友人の実家の住所、友人と同じ名字の方ですが友人の名前ではありません。不安な気持ちにて封を開けると、それはその友人のお兄様からでした。
 私の友人はほんの少し前、その年(2023年)の5月に他界した旨が記載されておりました。死因に関しては何も記載されておりませんでしたが、文面からこれ以上詮索はして欲しくない旨を強く感じました。

 友人に彼の作った詞の曲をYouTubeで聞いて頂くには間に合いませんでした。最後に友人へのメッセージとしての言葉を動画中に入れました。素朴な曲ですが、自分では好きな曲の一つでもあります。
YouTubeにアップしている私の曲をいつも聴いてくれている別の私の友人も、この曲は良く口ずさむ好きな曲だと言ってくれています。

さて、話は変わりまして動画に際しては、紙飛行機が飛んでいる所を表現したく、最初自分で紙飛行機を飛ばしてそのビデオ撮影を試みました。ところが、これ一人で紙飛行機が飛んでいる所を撮影するのは至難の業で、私の技術ではほとんど不可能に近いです。と、言うのは紙飛行機を投げてビデオ(私の場合はデジカメですが)で撮影する前に紙飛行機が落ちてしまいます。実際、紙飛行機が飛んでいるのはほとんど数秒、数十秒単位で飛んでいる事はほとんどないでしょう。

次に紙飛行機を棒にくくりその上側からデジカメで撮影しながら持って歩く撮影を試みました。下の図がその時のイメージイラストです。公園で一人でこれをしてるって絶対怪しいおっさんです。

若い頃はこのような事を外で行うは恥ずかしくて絶対出来ませんでした。でも歳を取ると共に羞恥心も薄れて行くのでしょうか。この時は「絶対紙飛行機の動画を撮る」の強い気持ちで躊躇は無かったですね。ひとつ、自分で言える事は、このような「怪しい?」行動を取る時は、恥ずかしがっていてはいけませんね。悪い事をしている訳ではあませんので堂々と行いましょう。却ってその方が自然・立派に見えるようです。
 今回は堂々と行ったので公園にいた数人の小学生も(おかしいとは思っていたのでしょうが)特別指さすようなことはありませんでした。結局自分が思う程、周りの人は他の人にさほど興味は示さないという事なのでしょう。

このような努力をしての撮影でしたが、結局これもボツでした。
と、言うのはいざ撮影をしてみると空を飛んでいるはずなのに近くの電柱、電線、マンション等がどうしても映像の中に映り込んでしまい、綺麗な画像とはなりません。もっとかなり広い公園や河川敷、あるいは海辺に行かないと思ったような画像は取れないと判断。結局動画撮影はあきらめて、紙飛行機の画像と背景画像とをPC上で組み合わせる事で動画を作成しました。

実録が上手く行かなかったことはありますが、怪我の功名か、本動画はそれなりに綺麗に纏まった方かと勝手に思っております。

風に乗せて     詞:M.S

風よこの紙飛行機 あの人の所へ
私の想いを乗せて届けて下さい
手を離れた紙飛行機は  風に乗りどこまでも 
思いを乗せてどこまでも
高く 高く 舞い上がれ

風よこの思いも乗せ 運んでくれるなら
真っ直ぐあの人の所へ連れて行って
もしもあなたに届いたならば
喜んでくれますかあなた 思いだしてくれますかあなた
直ぐに 直ぐに 私の事を
直ぐに 直ぐに 私の事を

1,000回感謝記事

この曲は2024年7月20日に視聴回数1,000回に到達しました。アップしてから約8ヶ月、この曲をご視聴いただいた全ての方々、及びいつも聴いてくれている私の友人に深く感謝します。
いつもの如く視聴回数推移のグラフを下に示します。グラフ中灰色の線で示したのがこの曲です。

投稿してからの日数換算のグラフです。線の色が薄青色に変わっていますがご勘弁。同時期に投稿した私の曲の中で大体同じ程度の1,000回到達でしたが、この曲は1,000回到達後も一定の視聴回数を頂いております。改めてご覧になってくださっている方々に感謝です。

視聴回数1,000回到達の感謝Short動画です。

恒例のソングスコア公開です。YouTubeアップの詞とOriginalの詞は同じですので、Originalの詞の紹介は省かせて頂きます。学生時代、数十年前に作られた詞で一語も変えずに今の時代でも通じる詞、友人は本当に良い詞を書いてくれました。

友人にこの曲が届くように「風に乗せて」。

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