59.【銀杏落葉の午後】,71【Late Autumn】曲紹介+1,000回感謝記事

Original曲・紹介

はじめに

この曲から曲紹介の記事を日本語曲、英語曲一緒に行う事としました。日本語曲はOriginal曲作成の時の逸話を記載することが出来るのですが、英語曲はどうしても英語変換の記事に内容が偏ってしまい、ワンパターンになってしまいがちなので、今後両方統一して紹介することにしました。その分、一つの記事が長くなってしまいますが、それはご勘弁。
また、これに伴い、曲紹介の記事はこれまでの2週間に1回のパターンから3週間に1回のペースに変更しようと思っております。スケジュールに関してはまだ不確定要素がありますが、ご了承下さい。

曲紹介① 59.【銀杏落葉の午後】

2023年12月29日にYouTubeに59曲目「銀杏落葉の午後」を投稿しました。私としては珍しく伴奏をアコースティックギターからピアノメインにして作った曲です。
動画の作成においてはイラストを作成しているClip Studio Paintというソフトの「タイムラプス」という機能を使いました。この機能は別投稿「夜景:街の灯りが点灯して行く動画制作」にても紹介させて頂いておりますが、描画している所を記録出来る機能です。今回は線画を描画している所から着色するところまでを録画しました。

下書きが無くてあのイラストを直接描画したって凄いと思いませんか?
⇒実は下書きがあって、ピンク色で下書きを描いており、その上を黒のペンでなぞってタイムプラス録画しました。下にその画像の一例を示します。コーヒーカップを黒ペンでなぞったところです(下の図はピンクの色を強調しています。実際の色はもっと薄いのですが、それだと画像が見えない為あえて強調しました。)。そして動画編集ソフトでピンク色を削除して下書きを消し、背景画像と重ねることで(良い意味で)誤魔化しました。現代の技術は凄いですね。イラストのクオリティーについてはご勘弁。

Originalの曲は若い頃に作りましたが、YouTubeアップに際してタイトルと詞を大幅に改訂しました。Originalの詞はこの記事の後半、ソングスコアの所にアップしております。そこでも少しタイトルの選択法について記載させて頂きました。詳細はそちらをご参考下さい。

銀杏落葉の午後    詞:O-Chan

街の色がセピアにうつる 銀杏落葉の午後
あなたの好きだった珈琲を 一人で飲んでいる
ずっと夢の中にいるよう あなたの居ない部屋
心の中にぽっかりと 隙間が空いたよう
 季節外れの気まぐれな 西風が入り込み
 窓辺のレースが音もなく ゆっくり揺れていた

 季節遅れのうつろいの 日だまりが差し込んで
 あなたに包んで欲しくなり 思わず目を閉じた
夢と日差し陰り行く部屋 あなたの思い出と
あなたが好きだった珈琲を 一人で淹れている
あなたが愛してた粗挽き 独りで挽いている

曲紹介②:71.【Late Autumn】

英語版、Late Autumnです。2024年6月14日にYouTubeにアップしました。動画は日本語同様タイムラプス機能を用いて作成しました。画像は変えましたが、基本的な動画の作り方は日本語版と一緒です。窓の外の紅葉の並木は日本語で用いたと同じ画像を使用させて頂きました。

英詞のチェックをしてくれている外国人の友人がこの英語詞のドラフトを見たら「悲しすぎる詞だ」とコメントしました。英語に変換してはおりますが、日本語の場合、詞も「わびさび」の世界で悲しい気持ち、季節の移り変わり、秋から冬に向う寂しさ等の気持ちを深く表現することが出来、それが詞の奥深さに繋がると思っているのですが、もしかしたら外国人はもっとポジティブでこの種の感覚が違うのかもしれないと思ったりもしています。

Late Autumn    Lyric:Aurora/O-Chan

The season, late autumn Leavers are changing color
Your smile isn’t here I am preparing
A bitter coffee which is your favorite
I am still staying like in an unlcear deep fog
while your are not here
I feel my heart has an empty hole that can’t be filled
An uncrasonably capricious westerly wind enters
The lace curtain at the windowshill sways slowly without a sound

An unreasonable sunlight is shining through it is near winter
I hope you hold on to me warmy, firmly, softly, and with closed eyes
Weakened dream darkened light the the late afternoon
Memories of your linger
I am grinding coffee coarsely which you loved in the old days

I watch it dripping the bitter coffee which is your favorite

1,000回感謝記事

日本語曲【銀杏落葉の午後】は2024年9月1日に視聴回数1,000回に到達しました。アップしてから約8ヶ月。その2週間前に投稿した【銀河の灯(Milky Way)*クリスマスバージョン*】と同日での視聴回数1,000回到達です。この曲をご視聴いただいた全ての方々、及びいつも聴いてくれている私の友人に深く感謝します。
一方、英語曲【Late Autumn】が視聴回数1,000回に到達したのは2024年12月14日。アップしてから丁度6ヶ月、半年後です。投稿してからの日数的には日本語曲よりも早く視聴回数1,000回に到達しました。この曲もご視聴いただいた全ての方々、及びいつも聴いてくれている私の友人に深く感謝します。
 視聴回数推移のグラフは、日本語曲と英語曲を一緒に、そして比較の曲としてこの曲より数か月前にアップした「風に乗せて」その英語曲「On the Wind」と比較してを下に示しました。グラフ中緑色の線で示したのが「銀杏落葉の午後」青色が「Late Autumn」です。

投稿してからの日数換算のグラフです。Late Autumnは先に示した通り、日本語曲銀杏落葉の午後よりも早く視聴回数1,000回に到達しております。視聴回数の推移は1,000回まではRide on The Windとほぼ同じ傾向です。ところが、1,000回を過ぎてからLate Autumnは失速してしまいRide on The Windからは大きく水を空けられた形になってしまいました。これは少し残念ですが、半年での1,000回到達は私の曲、更に英語曲の中ではかなり早い方です。改めて聴いて頂いた全ての方々に感謝しております。

視聴回数1,000回到達の感謝Short動画です。まずは【銀杏落葉の午後】

次に、【Late Autumn】です。

恒例のソングスコアです。Originalの詞はタイトルが「落ち葉」だったんですね。詞の設定としては銀杏並木の歩道で別れて行く恋人を見送る場面になっています。また、Originalの曲はサビの後にCメロが入った1番のみの曲でした。実はこれはただ単純に二番の詞が思いつかなかった事によります。YouTube投稿においては、二番として追サビを入れて曲の構成をちょっと変えております。


落ち葉        詞:O-Chan

秋のたそがれ散る花びら あなたの長い影
落葉積もる歩道に 寂しく映ってた
ひとつ残したさようなら 枯れた枝の下
あなたの横顔の影に 寂しい影が映った
 季節外れの風鈴 秋風が過ぎゆき
 あなたの声の様に 寂しく鳴りひびく
沈みゆく夕日の影 あなたの後ろ姿
青い深い青に すいこまれて行った

⇒やっぱり若い頃に作った詞は、今見直すとかなり隔たりを感じます。例えば
(その1)秋の深い時期まで風鈴を出している家って今では皆無でしょう。いや、昔だって皆無だったでしょう。そもそも今、風鈴を吊るしている家ってありますか? エアコンで窓を閉め切る方がほとんどでしょうから。
(その2)青い深い青ってどういうこと? 青い深い空じゃない? さらに夕日なのに青い深いって矛盾してない? 

実はYouTubeアップに際して詞を大幅に変えた時にタイトル設定に悩みました。変えた詞の構成からしてもOriginalのタイトル「落ち葉」は合わない。秋が深く、主人公が寂しい感覚をタイトルで上手く表現することが出来ないか・・?
 ⇒こんな時、季語検索が役に立ちますね。季語「銀杏落葉」を見つけました。
***「銀杏落葉」は俳句では初冬の季語で、銀杏の葉が黄色く色づいて地面に散る様子を表し、晩秋から初冬にかけての風物詩として親しまれています。***

曲にぴったりだと思いました。今はネットで季語の検索も出来るので助かります。間違いなく昔よりは詞やタイトルを作成する際、調べる方法の選択種が増えました。

日本語曲と英語曲を一緒にした曲紹介いかがでしたでしょうか?記事がちょっと長すぎますかね? でもしばらくの間はこの形で曲紹介をして行こうと思っております。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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