曲紹介
2023年2月18日に【ピエロはポーカーフェイスで】をYouTubeに投稿しました。この曲はギター片手でカラオケBOXで思いっきり声を張り上げると「歌った~!」という満足感で、かなりすっきりする曲ですね。Aメロの出だしの所から他の曲とちょっとコードが変わっていて、C⇒E7⇒Amとセブンスコードを2番目のコードに入れて音階を一気に上げて行きます。これが歌っていて結構心地良い。そしてサビの部分では、高音をしつこく張るのですが、音階が大きく変わらなくで同じような高さの音をずっと発声するので音取りはそんな難しくなく(あくまでも私のレベルですが)「歌った~」という満足感が得られますね(全くの個人的見解です)。
動画作成においては、正直な所かなり苦労しました、特にミクが綱渡りをしながら移動して行く所、後半の玉乗りをしながら移動して行く所等の画像設定にはえらく苦労しました。この苦労の一例に関しては別投稿「初音ミク綱渡り動画作成(PowerDirector365)」をご参照下さい。
このように個人的には思い入れがある曲なのですが、それが作る側と聴く側との立場の違いで状況は変わるかと思います。作る側は「手がかかった子程可愛い」というように曲に思い入れがあっても、聴く方はそれは解りませんから、その背景は知らず純粋にその曲に魅力を感じるかどうか、ビデオを見たいかどうか、気に入るかどうかで判断しますよね。この意味ではこの曲は私の思いが少し空回りしてしまった曲なのなのかもしれません。
さだまさしさんがソロになる前に活動されていた「グレープ」というユニットで「3年坂」というライブアルバムをリリースされておりますが、その中に収録されている語りの中で
「曲と言うのは因果なもので、適当に作っても売れれば名曲になってしまうし、一方で一生懸命思いを込めて作っても聴く方が興味が無ければ売れないどころか誰も知らない曲になってしまう」
というようなお話をされた事を覚えています。
その時「ほおづき」という曲をこの話の後に歌われました。「ほおづき」にさだまさしさんがかなり思い込みを入れて作られたのかどうかは解りませんが、あまり思いを込めすぎても思ったようには行かないのが世の常、その意味では、この曲は動画の作成に私は少し思いを込めすぎてしまったのかもしれません。何せ、2023年の正月休みほとんど全てをこの動画作成に費やしてしまいましたので。
ところで、ピエロというと「道化師」と同じ意味だと私はこれまでは思っていましたが、「道化師」全般を「クラウン」と呼び、数あるクラウンのうちの悲しみを表現する役名が「ピエロ」のようです。
私はこのOriginalの詞を作った若い頃は「道化師」=「ピエロ」だとばかり思い込んでいましたが、これを知って腑に落ちました。
何度かサーカスを見たことがあるのですが、その際ピエロの恰好、行動を見ても何だか悲しそうに見えて純粋には笑えませんでした。何故、他の人のように笑えないのか、自分では自分自身をネガティブな性格だと思っていたのですが、今から思うとサーカスのピエロは悲しみを含めて意識して演じていたのかもしれません。
この意味ではこの歌の題名「ピエロはポーカーフェイスで」はピエロが持つ悲しみの背景を全く知らずにタイトルを付けましたが、悲しいけれど無理してポーカーフェイスでという設定でこの詞の背景にぴったりかもしれませんね(自分で言うのもなんですが)。
2番Bメロの「恰好は悪いけれどせめて示すプライド 平気なそぶりをしておどけてみるさ」
これは私の一つのポリシーです。自分の人生で上手く行ったり、格好良く行ったことはあまりなく、いつも失敗ばかりするのですが、その時、失敗しながらもその時にせめて平気な素振りをして強がって見せるのが一つの恰好良さだと思ってきました。(2024年5月にアップした「無理してMy Way」の詞にもそれを表しています)
この主人公は相手の事をずっと好きだったけれど結局恋は成就せず、でもせめて平気な素振りをして相手がこちらへ変な気遣いをしないように笑って見せる事、これがこの主人公の相手に対する気遣いなのでしょう。でも、こう言ったら元も子もないのですが、多分相手はふったピエロの事はさほど気にかけないと思います。
(⇒一般には気にかけない事の方が多いと思いますよね。だって、自分が付き合いたいとは思わない人の事って結局は優先度低いじゃないですか。その意味では、ピエロの気遣いは 意味無い? 単なる自己満足? もしかしたらその可能性も高いのかもしれませんが、でもそれだけでもないと信じたいですね。)
違う相手になってしまうかもしれませんが、将来的にピエロの恋が成就する事を願っております。
詞/曲:O-Chan
涙の数だけの別れのつらさがあるのなら
笑顔の数だけの出会いがあると信じていたい
まるで僕はピエロさ恋に踊らされて
勝手に思い上がり梯子外れてる
だけどあなたを愛しているから他の誰より愛しているから
一世一代のピエロになりきり恋の道化師を今は演じるさ
恋の綱渡りはやっぱり足を滑らせて
心の命綱さえ今にも解けそうに弱いけど
恰好は悪いけれどせめて示すプライド
平気なそぶりをしておどけてみるさ
だけどあなたを愛して来たからずっとあなたを愛して来たから
一世一代のピエロになりきり恋のサーカスを今は演じるさ
ピエロはピエロなりの生き方があるのさ
涙も夢も恋も笑顔に変えて
だけどあなたを愛しているからずっとあなたを愛しているから
そうさあなたを愛して来たから他の誰より愛して来たから
一生一度のピエロを演じて恋のサーカスを今は演じるさ
1,000回感謝記事
この曲は2023年12月26日、丁度クリスマスの翌日に視聴回数1,000回に到達しました。アップしてから約10ケ月半、2023年内にアップと1,000回到達を達成しました。この曲をご視聴いただいた全ての方々、及び私の友人に深く感謝します。
いつもの如く視聴回数推移のグラフを下に示します。これまでの他の曲のごちゃごちゃしてしまったグラフの反省より、今回はこの曲の前後でアップした曲(受験勉強の唄は除く)と英語版に絞ってグラフに記載しました。下の矢印で示したのがこの曲です。
これもいつもの如く、投稿からの日数で下のグラフをどうぞ。Engagement Christmasよりも遅れてのYouTubeアップでしたが、Engagement Christmasよりも早く視聴回数1,000回に到達致しました。この結果から見ると前言の「思いが空回り」は撤回させて頂いた方が良さそうですね。
思いを込めて作った分、多くの方からご視聴を頂けたのだと思います。ただ、英語版の方は1,000回到達迄にはまだ少し時間がかかりそうです(実は英語版も動画作成にはそれなりの手間をかけました)。
YouTubeショートの1,000回感謝動画です。
恒例のOriginalソングスコアです。これも学生時代に作ったソングスコアでノートの汚れと劣化がかなり進んでいますがご勘弁。歌の題名は「涙のピエロ」だったんですね。下にOriginalの歌詞を併せて記載します。
涙のピエロ 詞/曲:O-chan
涙の数だけの別れのつらさがあるのなら
笑顔の数だけの出逢いがあると信じていたい
まるで僕はピエロさ恋に踊らされて
勝手に思い上がりころげ落ちてる
だけどあなたを愛していたから 悩ませたくい どんなつらくても
一生一度のピエロを演じて 恋のサーカスも今日で終幕さ
笑って「元気だよ」と最後の意地を張っている
本当は泣きたい程みじめな気持ちでいっぱいだけど
ふったあなたに僕の心配させぬように
へいきなそぶりをしておどけてみるさ
だけどあなたを愛していたから 嫌われたくないどんな時でも
一生一度のピエロを演じて 恋のサーカスも今日で終幕さ
ピエロはピエロなりのふられ方があるのさ
涙も夢も恋も笑顔に変えて
だけどあなたを愛していたから 他の誰より愛していたから
今夜は一人できっと泣くだろう あきらめきれずにきっと泣くだろう
だけどあなたを愛していたから 本当にあなたを愛していたから
一生一度のピエロを演じて 恋のサーカスも今日で終幕さ
若い頃に作った歌詞は今見返すと直情的なイメージに感じますね。YouTubeアップに際して変更した歌詞とどっちが良いかに関しては、感じ方は人それぞれですからどっちとも言えませんが、カラオケBoxで弾き語りをしている時からこのOriginalの歌詞はかなり変わって歌っていましたね。
久し振りにOriginalのソングスコアを見て「あれ?このフレーズこんな歌詞だったんだ・・」と逆に発見もありました。歌を歌いやすいように歌詞も次第にこなれてきたのだと思います。
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