HARIOコーヒー&ティープレス:壊れたガラス容器の格安交換

DIY_DTM(Video)

はじめに

Harioのコーヒー&ティープレスのガラス容器を割ってしまいました。私はこれを主に紅茶の茶こし、時には日本茶の茶こしにも用いていました。外側のサポートや持ち手が金属製で結構おしゃれですよね。それなりに気に入って使っていました。
それが洗っている時に手が滑ってしまいガラスをシンクに落としてしまい・・・残念ながら下の写真のようにガラスが割れてしまいました・・(泣)。

新品購入

この品は約3年程前、Amazonで3,000円弱で購入したものです。丁度HANSに寄る機会があったので、そこで同じ商品を捜すと価格は6,000円以上していました。

 え~! 3年前に比べておよそ倍の値段・・

「もしかしたらHANSに置いている物はもっと質が良いのかもしれない。そこまでの品質は求めないから、またAmazonで注文しよう」と帰宅。Amazonで購入履歴より再注文しようとしました。
そしたら・・・

 な、な、なんと・・Amazonの価格も6,800円!!

ちなみに下にAmazonの価格(2025年3月現在)、及び約3年前に私が購入した時の価格履歴を示します。私の勘違いではないですよね。
 ⇒何でこんな値上がり? いや、もしかしたら私が購入した時は超割引セールの時だったのかもしれません。いずれにしても現在同じものを買うにはこの価格は覚悟しなければいけません。

別品購入

でも、3年前に3,000円弱で購入したと同じ商品に6,800円も出すのはかなり悔しい。Amazonで同じメーカーの他の品物を捜すと、ありました。外側はプラスチック製になりますが、2,209円とかなりお値打ち価格です。このガラス容器の容量は600ml。私の使っていた金属製側のガラスと同じ容量です。

もしかしたら~ 

と思いそこで一計に賭けてこの商品を購入する事にしました。

届いた商品の写真が下です。これはこれで悪くは無いのでしょうが、個人的にはやっぱり外側のサポートは金属製の方に魅力を感じますね。毎日のように使う物ですから、この好みの差はかなり大きいです。

ガラス容器交換

お察しの良くない方でも容易に想像がつくと思います。私の一計はガラス容器の交換です。同じメーカーで同じ容量のガラス容器ですから、多分同じものを使っていると予想しました。価格の差はプラスチック製の外側と金属側の違いに起因していると予想。金属側は確かにおしゃれな加工ですし、それが私が気に入っていた一因でもありましたしね。

まず、両方のガラス容器の直径を測ってみました。左側が壊れた容器。右側が届いた容器です。私が測定した範囲では直径はほぼ一緒。これならガラス容器の入れ替えで金属製側に組み込める可能性大です。

そこで、プラスチック側製品のガラス容器を外そうとしました。ところがいくら力をかけてもうんともすんとも動きません。横側、上側、更にプラスチック側は底に大きく丸い穴が開いていてガラス容器に触れる事が出来るのでそこから強く押してみても、まったくびくともしません。
プラスチック側がガラス容器をきつく締め付けているのか、あるいは接着剤で固定されているのかもしれません。このまま力技でプラスチック側外しをトライするのはガラス容器を割ってしまう危険性大です。そこで力をかけて外すのは諦めました。

プラスチック側外し

思いついたプラスチック側の外し方としては、かなりベタですが
①カッターで切る 
②熱線カッターで熱で切る(発泡スチロールを切るような小さな熱線カッターは持っています)
のいずれかでした。

しかし、万が一ガラスに傷を付けるとそれが元でまた割れてしまいかねませんし、熱線カッターで手が滑ってガラスの一部に局所的な熱がかかれば、それこそ、そこから「ピリ!」とも行きかねません。さらに一度切ったらそのプラスチック側はもう二度と使えなくもなります。プラスチック側にダメージを与えないで外す方法は無いか?
 ⇒プラスチック側を外して金属側に入れ替えることを考えていたのでプラスチック容器にダメージを与えないという考え方は矛盾しています。でも根っからの貧乏性故、もしプラスチック側を傷付けないで外すことが出来ればそれがベストと思っていました。

前に接着剤で接着した材料を剥がすときに温水で温めて剥がす例がある事を聞いたことがあります。また、この種の熱水を入れても大丈夫なガラス容器は、ガラスの熱膨張係数が小さく設計されている事を聞いたような聞かなかったような・・記憶も無きにしも非ずでしたので、側のプラスチックも熱膨張率は小さいとは思いましたが、温めたら接着強度の低下、あるいは熱膨張率の差で外れるかもしれない。それより、さらに熱によりプラスチックが軟化して外れやすくなるかもしれない。等、諸々。
そこで、まずは温水で加温して外す事にトライすしました。

鍋に水を入れでガラス容器にはポットで温めたお湯を入れて加熱です。鍋の水が煮沸する位まで熱して火を止めて10分間静置しました。当然ですが、ガラス容器にお湯を入れると、内側と外側両方で加熱できますし、何よりガラス容器が水に浮かなくなって格段に安定感が増します。

と、ここで危うく鍋と購入したコーヒー&ティープレス、両方を駄目にするところでした。鍋で熱している間、鍋底に接しているプラスチックが一部溶けかけて鍋に引っ付きそうになりました。動かなくなった時に気が付いて力をかけて外しました。その後はハンドルを手で持って浮かして加熱しました。これで鍋ごと駄目にしたら目も当てられません。
⇒普段のO-Chanはこの種の失敗を繰り返すのですが、この時は運が良かったです。たまにはこんな日もありますね。

そして10分静置後、外すことにトライ。
ガラス容器はいともあっけなく、力を入れずとも容易に取り出すことができました。下がその写真です。

交換完成

予想通り、ガラス容器は金属側にジャストフィットでした。折角ですから内部の金属フィルターも交換しました。下が更新したコーヒー&ティープレスの写真です。綺麗!!久しぶりの完璧DIY ?(実はただガラス容器を交換しただけ)でした。

もしかしたら、もっとよくよく調べればガラス容器だけの購入・交換ができたかもしれませんが、そこまでの探索努力は今回はしませんでした。決してHARIOさんの営業妨害をしている訳ではありませんのでご容赦を。

振り返れば、今回、私にとっての幸運は

(1)割れたコーヒー&ティープレスをゴミとして捨てなかった。
 ⇒普段は使えないと思ったものは直ぐに捨てて家族からひんしゅくをかう常なののですが、何故かこの時は捨てずに取ってありました。ガラスが壊れた2日後に資源ごみの回収日だったのに、ガラス、金属側、両方とも捨てないで取ってありました。

(2)鍋で加熱中、コーヒー&ティープレスの取っ手を持って動かそうとした。
 ⇒これで鍋底に引っ付きかけている事に気が付いて事なきを得ました。

格安の交換(さらに副次効果として金属フィルターも新品に交換できました)ができたのは、このような幸運に恵まれたお陰でもありますね。

⇒この投稿をした後で見つけました。やっぱりスペアのガラス容器だけ購入可能でした。「スペアポール4人用」でAmazonで1,400円でした・・(悔)。

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