ゲーミングチェアでのギター演奏Check

DIY_DTM(Video)

AKRASING ゲーミングチェア:可変アームレスト

「DIYではないけれど:ゲーミングチェア(AKRASING)購入」の記事で書きましたように、DTMをしている時の腰痛対策としてゲーミングチェアを購入しました。高い買い物でしたが、このチェアを選んだ決め手となったのはアームレストの位置が可変出来る事です。下の図のように
①一番前に出して一番上に上げた場合(左上の写真)と
②一番後ろに引っ込めて一番下に降ろした場合(右下の写真)
とでは、前後+高さ:両方とも各約8cmの違いが生じます。

たかが8cm、されど8cm。椅子のスペースにおいてこの8cmはかなり大きいです。この8cmの違いでギター演奏のしやすさに大きな差が出ました。私の場合、DTMは打ち込みでギター録音は行っておらず、作曲、編曲時にギターで音取りをするのがギターのメイン使用状況です。結論から言いますと、この8cm奥、かつ下に下げる事によりDTMで音取りをするギター演奏を問題無く出来ることを確認しましたのでその事をお伝えします。

セミアコースティックギター演奏

ネット詐欺にあって1.5倍の値段で買ったセミアコースティックギター(「ネット詐欺にあってしまった・・(泣)」の記事https://o-chan-dtm.com/failure/318/参照)で、このゲーミングチェアに座ってギター演奏のし易さを確認してみました。
 実際の状況を下のコミック調写真にて示します。(実際の写真よりコミック調に変換した方が私のずんぐりむっくりした体系が少し緩和されるように思えましたので。最近の画像変換の技術に感謝です)

 セミアコースティックギター本体の厚みは約4.5cm、アコースティックギターの約半分です。アームレストを思いっきり下げて後ろにずらせば、演奏は問題無く出来ました。DTMでちょっと音を取る程度なら全く問題ありませんでした。気持ち少しだけ椅子は前に座った方が楽なような気はしますが、特に浅く腰掛ける必要はありませんでした。ギター本体もアームレストにぎりぎりぶつからない範囲です。
ただ、アームレストを上に上げて前に出せばギター本体がぶつかってしまいます。やはり8cmm下げて後ろに動かせる効果はかなり大きかったです。

 アームレストとギターがぶつかるかどうかという観点で見ると、アームレストの前後の位置だけが重要であって高さは関係無いようにも思えますが、実際にはアームレストを下げるとその高さはギターを支えている右足の高さに近くなるので、ギター上部をちょっと体側に傾ける事が出来、これで椅子の奥に腰かけた状態でも十分奏でる事が出来ます(ギターを弾く姿勢としてはあまりお勧めはできませんが)。
 アームレストを高い位置に置いていると、ギター本体を傾ける事が出来ないので、やはりアームレストは下げた方が良かったです。

アコースティックギター演奏

次にアコースティックギターで演奏してみました。セミアコースティックギターよりギター本体の厚みがある為(10.5cm)、普通に腰掛けるとギター本体がアームレストにぶつかってしまい気持ち浅く腰掛ける必要がありました。ただ、これも肘掛を思いっきり下げて後ろにずらせば演奏は出来ました。椅子に少し浅く腰掛ける必要がある分、長時間の演奏は厳しいと思いました。DTMでちょっとした音取り程度なら出来ますが、本格的な録音を行うにはちょっと厳しいと思いました。

おわりに

セミアコースティックギター、アコースティックギター、共に購入したAKRASING製ゲーミングチェアのアームレストを思いっきり下げて後ろに引いた状況で演奏が可能であることを確認しました。
セミアコースティックギターは思いの他深く腰掛けても大丈夫でした。これならDTMをしながら問題無く音取りが出来ます。使用する人が気にされなければ場合により録音も大丈夫かもしれません。

一方、アコースティックギターの場合は本体の厚みがある分、浅く腰掛ける必要がありました。短時間のDTMの音取り程度の使用でしたら大丈夫だと思いますが、録音用には別の椅子を使用された方が無難だと思いました。

アームレストがありながらギターを演奏する事が出来る椅子は、ギターを用いてDTMをする人にとっては結構使い勝手が良いと思います。
ただ、もしゲーミングチェアの購入を本気で検討されているのでしたら、
①私の場合はDTMは打ち込みでギターは音取りがメイン、録音はしていません。録音をメインに考えられる方は個人的にはアームリストが無い椅子の方が無難だと思います。
②全てのAKRASING社製のゲーミングチェアがアームレスト位置が可変のタイプではありませんので、ご購入される際はアームレスト位置の可変可否、及びその可動距離を事前にチェックされると共に、可能であれば購入前に実物を一度確かめてからご購入される方が無難だと思います。

以上、本記事がター演奏とDTMで、椅子選びに悩んでおられる方の何らかのご参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました