使わなくなった勉強椅子の再利用(勉強机のリノベーション:番外編)

DIY_DTM(Video)

使わなくなった勉強椅子

DTM用に使っていた子供用の勉強椅子、腰痛を発症したので他の椅子に代え、そしてゲーミングチェアを購入したのでお役御免です。(このいきさつに関しては別投稿:DIYではないけれど:ゲーミングチェア(AKRASING)購入:https://o-chan-dtm.com/dtm/1087/)をご覧下さい。
狭い家ですし、勉強椅子は結構かさばるので捨てた方が良いのは解ってはいるのですが、子供が小学校に入学する時からかなりの期間ずっと家で一緒に過ごして来ましたし、更に短い期間とはいえ、私も座ってDTMをしていましたのでただ捨てるには忍びない。それに、この椅子は普通のデスク用の椅子と違って回転しないタイプです。その特性を生かしてどこか、何かに使えなくもないような気もします。

 何か使い道はないか・・

ありました。ベットの横にテーブル代わりに置く台。ちょっと高さが高い気もしますが使えなくもなさそうです。部屋の照明リモコン、エアコンリモコン、ベットでくつろぎながら読む文庫本を置く台用として使えそうです。これより、ベット横に置いて使用する事にしました。

 この椅子は座面が前後に動くタイプです。座面に物をおいてそのまま台として使えますが、座面を後ろにずらせば下の足置き板も出てくるので、これに物を置くスペースが増えます。ただし、この座面は後ろに押した時に手を離すと自動的に前に戻ってくるように出来ていますので、足置き板に置いた物を取り出すのは、座面をいちいち後ろに押してずらす必要があります。
 小さなことですが元来からの私のずぼらな性格の為、この作業が結構面倒臭い。これより、この座面を後ろに押して手を離しても戻ってこないようにして、下の足置き板に置いた物も直ぐに取り出せるようにしようと思いました。折角ですから座面は固定ではなく、前と後ろ両方に可動出来るスタイルを維持したままにしようと思いました。

固定用フック設置

具体的な策は、椅子の座面と本体とにフックを設置して座面を後ろに押した時、フックで固定して止まるようにする事です。フックは木ねじ型の簡単なものです。近くのホームセンターで2本セットで200円程度でした。設置は片側一か所だけでOKです。

座面を後ろに押してフックで固定した時が下の写真です。簡単なDIYでしたが問題無く椅子が固定されました。固定したフックを外せば椅子は前に戻るので、これで前に出した時と後ろに引いた時2ケ所の位置設定を選べます。フックの着脱は力が要らなく簡単に出来ます。これで下の足置き板も何か物を乗せて利用できるようになりました。

そして、実際に使ってみるとこれが思いの他結構便利でした。と、言うのは、座面と足置き板とで最初から置きたい物のニーズが違ったからです。座面にはエアコンや照明のリモコン、文庫本、眼鏡等、足置き板にはベットに横になる時に脱いだ靴下。脱いだ靴下を眼鏡やリモコンと一緒の所に置くってちょっと嫌じゃないですか。更に置く物の位置が分かれている事で物を捜して落としたりする事も少なくて結構重宝しています。簡単な思い付きで行ったDIYですが、現在の所予想以上の効果を発揮しております。

おわりに

今回のプチDIYで椅子へのフック設置で勉強椅子の利用範囲が広まりました。
・トータルのコスト:約100円(2本セットで200円のフックを1本のみ使用したため)
・トータルの作業時間:約5分(フックの木ネジを押し込むだけの作業です:ただし、ホームセンターに買い物に行った往復の時間も含めますと約1時間といったところでしょうか・・)

ただし、
・単純に小さなテーブル置いた方が良くない?
・靴下は床に小さなバケット置けばそれで解決じゃないの?
と、言われるのも重々承知しております。

まあ~これまで子供も使っていたし愛着がある椅子なので、捨てるに捨てられなくて、今回私のDIYの理由付けになってしまいました。私のこれまでのDIY歴史からすると、もう少し時間が経つと、
「やっぱり小さなテーブルの方が自然」
となってその時は処分することになるのかと思ったりもします。でも、それまではもう暫く家に一緒に居てもらおうと思っております。

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